経営戦略研究科シンポジウム
“アジアビジネスと人材育成”
2011年3月6日(日) 13:00~16:00 関西学院大学 上ヶ原キャンパス
アジア開発銀行の予測によれば、2010年度アジア地域のGDP成長率は8.6%と推定されています。[東アジア地域(東南アジア10カ国、中国、香港、韓国)においては、8.8%と推定]。このような経済成長を背景としてアジア各国では次世代ビジネスリーダーの育成に積極的な取り組みをしており、ビジネススクールがその重要な役割を担いつつあります。2年前のリーマンショックを起因とする経済不況は、欧米型ビジネススクールの教育に原因がある等の説が流布しましたが、欧米のビジネススクールの人気は依然として高く、アジアからの留学生(日本は除く)も増加しています。アジア各国のビジネススクールは、この欧米型ビジネススクールをモデルとしながら発展して来ています。
3月6日、「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」活動の一環として、“アジアビジネスと人材育成”をテーマに公開シンポジウムが開催されました。成長著しいアジアのビジネススクールから、Management & Science Universityビジネススクール(マレーシア)、Brawijaya University ビジネススクール(インドネシア)、S P Jain Center of Management(シンガポール)、Bharathiear Universityビジネススクール(インド)、日本側から青山学院大学ビジネススクール、関西学院大学ビジネススクールが参加し、上記テーマに関するプレゼンテーション、パネルディスカッションが行われました。アジアのビジネススクールからはDeanが出席、本学David Methé教授のリードの下で、アジアにおけるビジネスと将来的な人材育成の取り組み、そして日本への期待、大学間連携による具体的な取り組み、特に関学の役割等々に関して、複眼的な視点から活発な意見交換が実施されました。
●基調講演 「日本の経済とアジアビジネス」 A. Seetharaman (Dean, S P Jain Center of Management) |
||||||
●プレゼンテーション 「マネジメント人材育成の取組みと日本への期待」 Ali Khatibi (Dean, Management & Science University) Gugus Irianto (Dean, Brawijaya University) 「アジアビジネスと人材育成 Panasonicを参考として」 松本 秋夫 LS7コーポレーション |
||||||
●パネルディスカッション 「大学間連携によるアジアビジネスの発展に向けて」
|