関西学院大学 経営戦略研究科 Institute of Business and Accounting, Professional Graduate School, Kwansei Gakuin University
在学生・修了生からのメッセージ
大熊 俊博  
経営戦略専攻(ビジネススクール)
国際経営コース
佐久間 麻耶さん
入学年度 2007年度 春学期入学(2009年 3月修了)
出身学部 総合政策学部
現職・役職 外資系消費財メーカー
ビジネススクール国際経営コース(IMC)で学ぼうと思った理由

将来開発援助に携わりたいと考えており、学部時代は学生NGOやUNITES生としてフィリピン・韓国・モンゴルでのボランティア活動や国連セミナーに参加しました。様々な組織、国連職員やNGO職員の方々と出会い視野を広げていくうちに、自分にとって必要なものは、専門性とコミュニケーション能力だと感じました。また、モンゴルでは国連開発計画とモンゴル通商産業省が行っていた「モンゴル・零細・中小企業支援プロジェクト」のボランティアとして働き、受益者であるモンゴルの人々へのインタビュー調査を通じマイクロファイナンス等のビジネス支援が今後貧困削減に対し有効であると感じ、ビジネスを通じた開発援助に関わっていきたいと思い、ビジネスを専攻しようと決めました。私が求めていたビジネスに関する専門性、コミュニケーション能力を磨くには、様々なバックグラウンドを持つ学生が集まるIMCは最適な場所だと感じ進学を決めました。

実際の授業、教員・仲間との交流、学生生活の様子

授業

ケーススタディを中心に進められていきます。予習としてはケース、資料などを読み込んでくることが求められますが、授業によっては1回の授業の予習がケース1つ、他のリーディングが6つなど、一日で読む量は100ページを超えることもあります。またすべて英語ですので言葉を理解すること、さらに内容を理解することに時間がかかり眠れない日もありました。授業の内容がとても濃く、消化していくのは大変ですがクラスの規模も小さく、先生方も質問に丁寧に答えてくださるので、大変ながらも楽しみながら学ぶことができました。

仲間との交流

様々なバックグラウンドを持つクラスメイトとの出会いは私の大きな財産です。文化・価値観の違いなど日々新たな発見がありました。また、少人数ということもあり皆非常に仲が良く、留学生と日本人学生の垣根も全くありません。本当にインターナショナルな環境と言えます。さらに、お互いに助け合う精神が根付いており、授業でわからない点があると必ずお互い出サポートしあいます。特に私は入学前にビジネスの知識が全くなかったことからとまどうことや、壁にぶつかることが多々ありましたが、その度にクラスメイトから助けられ壁を乗り越えることができました。

勉強を進める上で、心がけたこと、苦労したこと

日本語でも難しく感じるものを英語で勉強することはやはり大変です。特に私は入学前にビジネスに関する知識が皆無であったため、最初の頃は理解に大変時間がかかりました。授業で出されるリーディングに加えて、日本語でもビジネス書を読むなどしてついていきました。また、実務経験のなさが理解を狭めていると感じ、できる限り企業のインターンシップや講演会・ワークショップなどに参加しました。

ここで学んだことを、将来どう生かせそう(生かしたい)か

私は実務経験がないので、IMCで学んだことは理論のみであり実践に結びついていません。2,3年働いた後、理論と実践が結びついてきた頃に初めてIMCでの学びが活き始めるのではないかと感じています。しかし、IMCで培ったグローバルな環境への適応力と専門知識はビジネスフィールドでも、また、私が目標としている開発援助の世界でも確実に活きてくると感じています。

関西学院大学ビジネススクールの魅力・誇れる点

交換留学生としてカナダ・ブリティッシュコロンビアのUniversity of Victoriaに留学しています。ここで驚いたことが一点あります。それは自分自身が英語での授業や様々なバックグラウンドを持つ学生と共に学ぶことに何の違和感もなく順応していることです。IMCでの学びは時に大変でしたが、グローバルな環境で対等に様々なバックグラウンドの人々と関わっていく基礎(コミュニケーション能力・マインドセット等)が身についていると実感しました。また、IMCの授業のレベルも非常に高いということを実感しました。できて間もないということ、またあまり知名度もないということで不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、IMCの授業はUvicでの授業にひけをとらない水準の高いものです。
留学生と日本人の垣根がない。という点も誇れる点だと思います。言葉や文化の違い等からたとえ留学生が多いインターナショナルな環境だとうたっていても、実質は日本人と留学生で分かれてしまっているということはよくありますが、IMCにおいてそれはありません。授業の後食事に行ったり、休みの日に集まったりと本当に皆仲が良いです。

ビジネススクールへの進学を考えておられる方々へのメッセージ

特に新卒の方に考えていただきたいことがあります。なぜ就職ではなく、今進学なのでしょうか?あなたにとって大学院で学ぶ目的は何なのでしょうか?なぜ実務経験を積んだ後ではなく新卒でMBAなのでしょうか?MBAを取得したからと言って人気企業に就職できるわけではありませんし、かつて言われていたような出世へのパスポートでもありません。新卒の方の場合大学院に入学し、半年後には就職活動が本格化してきます。大学院に進学する前に自分は今後何がしたいのか、そしてそれを実現するためにMBAがどう役に立つのかをしっかり考えておくことが、2年間を充実したものにし、かつ大学院での勉強と就職活動を両立していくために必要だと思います。