イノベーション実現指向 MOTプログラムの開発 関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科MOTプロジェクト  協力)社会連携センター
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MOTとは
技術経営(MOT:Management of Technology)とは
 
「技術に立脚する事業を行う企業・組織が持続的発展のために、技術が持つ可能性を見極めて事業に結びつけ、経済的価値を創出していくマネジメント」です(Technology Management、Engineering Management、Technology Innovation Managementとも呼ばれています)。
1960年代、米国の大規模研究開発プロジェクトのマネジメントが発端とされ、現在までに大学などの機関からMOTを修了した多くの人材(MOT人材)が輩出され、産業競争力の強化に貢献しています。
  我が国での技術経営(MOT)の必要性
 
近年、企業が競争優位を獲得・保持し続けるために、新たな製品・サービス・製造方法を生み出す能力(すなわちイノベーション能力)がますます重要となっています。その一方、我が国の製造業は技術レベルは高いが、それが収益に結びついてないのではないかと懸念されています。
その中で技術と経営の本質を理解してマネージできる人材(MOT人材)に大いに注目が集まっています。また、そういうMOT人材が存分に活躍できる機会が増えることで、我が国の産業競争力が向上し、経済の活性化にもつながると考えられています。
 
経済産業省におけるMOTの取り組み 近畿経済産業局長 福水健文
現在、日本は景気好転の兆しが見られる一方で、アジア諸国内だけでも競争がますます激しくなっています。では、今後日本が生き残り、また成長を続けていくためにはどうすべきでしょうか。
そのためには、やはりイノベーションが重要だと考えています。しかしながら、イノベーションは、たまたま起こるものではありません。組織立って、系統立ってイノベーションを起こせるような社会にしていきたいというのが我々の考え方です。
そこで、イノベーションに不可欠なテクノロジーをどのようにマネジメントしていけば良いのかという「MOT」に力を入れ、よりイノベーションが起こりやすい会社、組織、社会づくりができれば、日本はもっとよくなるのではないかと考えています。
そのような考えのもと、2004年度から大学に依頼して、どんなMOTプログラムができれば、日本のイノベーションに貢献できるのかを研究してもらっています。その1つが、関西学院大学のMOTプログラムです。
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本プログラムは経済産業省による「技術経営人材育成プログラム導入促進事業」の支援を受けています。