女性活躍推進研究センター

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第9回ワークショップ(山形ママコミュニティmama*jam)

2020.02.22     ワークショップ




第9回のワークショップは、山形ママコミュニティmama*jamの主催で開催されました。開始時間前の早くから、会場設営のためにスタッフママたちが集まり、楽し気におしゃべりをしながら準備が進みました。段取りよい動きは、みなさんの仕事経験が反映されてい る様子でした。

開始時刻前になると、次々にママたちが集まり始めました。今回はスタッフの方や取材のための女性記者も参加くださり、総勢31名での開催です。自己紹介をすると、キャリア、年齢、子供の数もみんなそれぞれに違います。でも、子育てをしながら働いていて、「何か変だな…」、「なんとかしたい…」という思いは共通です。あっという間に打ち解け た様子で話しが進みました。

今回、復職後、店舗勤務をするある参加者の話で気になっていることがあります。店舗の勤務復職した人が、フルタイムで復職する以上は、通常通り遅番や土日祝勤務もするように言われとても困った、という話です。女性活躍の先進的企業の資生堂が、ママ美容部員が増えた際に、これと同じ問題に直面しました(詳細は『資生堂インパクト』(石塚由紀夫 日本経済新聞社)(『女性活躍の推進』(山極清子 経団連出版)等)。残業、遅い勤務、土日勤務、出張等の大きなハードルに対し、ワーキングマザー・ファザーはどのように対処すればよいのでしょうか。個人や職場といった現場レベルの問題ではなく、会社による根本的な対応が必要です。

ワークショップのレクチャーは回を重ねるごとに内容が充実します。参加者に伝えたいことが沢山でてくるのです。でも、あまり長いと参加者にも負担になるし、何よりも保育でママを待っている子供が気がかりになります。そこで、グループワークの時間がどうしても短くなりがちです。何とかうまく運営ができるように、参加者の皆さんに楽しんでもらい、仕事へのモチベーションをあげてもらえるように工夫していきます。これからもよろしくお願いします。

山形新聞のホームページに掲載されました。 わいわい子育てのトピックスの中の「働くママの力を伸ばそう(3/3)」をクリックしていただくと、 ご覧になれます。