女性活躍推進研究センター

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2020年第1回BI講演会 / 第10回ワークショップを実施しました

2020.5.16     ワークショップ




第10回のワークショップ(5月16日)は、初めてオンラインで開催されました。3月に東京で開催予定だったプログラム、育休後コンサルタントの山口理栄先生の講演とワークショップの同時開催でした。参加者は北海道や福井など全国から34名の方々にご参加いただきました。

山口先生からは「仕事と育児の両立の心構え」とのタイトルでお話をいただきました。復職後のそ れぞれの状況を知ってもらうために上司とよく話し合うこと、またそれだけではなく長期的なキャリア、 働き方、子育ての方法などパートナーともよく話し合う必要があると述べられました。

参加者からは、「復職後思うように働けず、フルタイムの人と比べるとどうしても評価が低くなるが、どうしたらよいか」との質問がありました。山口先生から「育児が一番大変な、ここ数年間の成果や評価を、他人と比べることには意味がありません。人生100年という長いスパンで、自分の満足のいく生き方、働き方に到達することを考えましょう」とのアドバイスがありました。

働く時間が仕事の成果に直結するシフト勤務のような職務の場合、短時間勤務の成果は時間によって決まるため評価の不透明感はあまりないでしょう。しかし、仕事の成果が時間よりも個人の能力に左右されるような職務の場合、生産性を上げて通常勤務と同じ成果を出しているのに時短であるという理由で評価されず、不満を感じることがあるかもしれません(山口先生より)。自分の評価を意識し「どのような成果を期待されているのか」、「なぜ評価が低くなったのか」について、上司に納得がいくまでフィードバックを求めましょう。

オンラインワークショップでは、アンケートもネット上で回答できるようにしました。沢山の方にご協力をいただきました。どうもありがとうざいました。