新聞社に勤める私は元々記者職ではなく、営業職を経て社内の各部署や販売店様とを仲介する、社内エージェント的な機能を求められる立場に就きました。
しかし肝心のマーケティング知識がなく、実務に役立つ知識の習得を目指して入学を決断しました。
入学後は経営戦略研究科(IBA)で大正解だったと実感することばかり、特に大きかったのは、自ら律して求めねば学びの自立は得られない、と気付けた点です。
自律した勉強が大事と申しましたが、実際のところ「グループワークの仲間に迷惑をかける訳にはいかん」といった意識が、学びへの強い動機付けとなりました。
そのくらい、IBAで得た仲間は私にとって大事な関係となりました。同じ学び舎で努力を重ねることによって結ばれる、利得とはかけ離れた強い絆は、この歳になってなかなか得られるものではありません。一生もののご縁が関学IBAという触媒を通じて得られたことに深く感謝しております。