文部科学省「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」採択 デジタル技術下の経営に適応するためのキャリアッププログラム
技術者、技術管理者の育成を目指す再教育プログラム
 
 

プログラムの狙い

15年〜20年前に大学を卒業した人達には、今日のデジタル技術がもたらしたビジネス環境の激変を強く感じ取りながら、デジタル時代に相応しい知識と技術を学び直して自分をより高めたいと願う方々が少なくありません。しかしながら、その方々はその思いと意欲は大いにあるものの、学びに使える時間がなかったり、一体どんなことをどう学んでよいか分からなかったりしているケースが多くあります。
また年配の社会人の中には、退職後は学び直しによって新たなスキルを身につけ、新しい仕事に再チャレンジしたいと願う方々も多くなっています。こうした社会人の皆さんに技術経営やデジタル技術の基本的理解を短期間(8ヶ月)で効率よく学習していただき、再チャレンジしてもらうための機会を提供し、支援します。
多くの企業が従来以上に商品開発を競い合う今日では、技術経営と技術を中心とした開発力が大きく問われています。今回のプログラムでは、技術経営、製品開発、デジタル技術の3つの学習の柱を用意しています。
「技術経営」では経営の基礎知識の他にテクノロジー・マネジメントを中心とした技術管理の手法の修得を目指します。
「製品開発」では、マーケティングと生産技術の融合を目指して、主に経営の知識と実際の製品開発の事例などを基にして知識の習得を目指します。

また、「デジタル技術」では、広範な分野に共通なデジタル技術の基本的な開発手法や分析ツールの活用・演習を通じて、先々技術諸分野でのリーダーを目指す方々のマネジメント力を高めることを目標としています。また更に深く自己の専門性を高めたいと願っている方々には、その基礎固めを提供します。
受講者の資格は、4年生大学卒業者およびそれと同等の学力を有するものです。文系、理系は問いません。16単位を取得すると修了証を交付します。また、公的な資格ではありませんが、関西学院大学が提供する技術経営管理者資格を授与します。

プログラム担当教員代表 経営戦略研究科元教授 服部宏紀

履修証明制度に基づいて

2007年12月に学校教育法が改正され、大学・大学院が学位に準じる「履修証明書」を授与できるようになりました。文科省は証明書を出せるプログラムを「120時間以上」に限定。教育内容や受講資格などの情報の事前公表が義務付けられています。
この履修証明制度に基づいて、当プログラムでは、14単位を取得されると修了証を交付。公的な資格ではありませんが、関西学院大学が提供する「技術経営管理者資格」を授与いたします。

 
このプログラムは
2009年度を以って終了しました。
 

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