文部科学省「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」採択 デジタル技術下の経営に適応するためのキャリアッププログラム
技術者、技術管理者の育成を目指す再教育プログラム
 
 

プログラムの狙い

授業科目名 応用数学
開講学期・単位数 第1ターム 2単位
担当者 教授  服部 宏紀  HIRONORI HATTORI
講義目的 Course Objectives
線形代数学の基礎と応用を学びます。線形代数はそれ自体が数学諸分野の基礎でありながらその応用面は文系・理系といった境界を越えて豊かな広がりを持ち産業のあらゆる分野で活用されています。この講義では線形代数の基礎的部分をExcelによる計算で効率的にマスターしその後いくつかの応用事例を学ぶことにより、数学的な思考力を高めることを目指します。
各回ごとの授業内容 Course Contents of Each Session
1. ベクトルと空間座標
2. 行列と行列式
3. 同演習
4. 応用・連立1次方程式
5. 同演習
6. 線形空間と線形写像
7. 同演習
8. 行列の対角化(T)
9. 同演習
10. 行列の対角化(U)
11. 同演習
12. 応用・ジョルダンの標準形
13. 同演習
14. 線形代数学の応用分野
授業方法 Methods of Instruction
授業の内容はPPTでのプレゼンテーションによって行います。演習事例のいくつかはグループまたは個人で考察・計算の上その場でまとめて発表して頂きます。
教科書(著者名、書名、発行所、出版年) Text (Author. Title. Publisher, Year of Publication)
縄田和満『Excelによる線形代数入門』(朝倉書店、1999)
参考文献(著者名、書名、発行所、出版年) Reference Books (Author. Title. Publisher, Year of Publication)
長岡亮介『線形代数入門』(放送大学教育振興会、2003)
成績評価方法・基準 Methods and Criteria of Evaluation
最終成績は出席状況、演習での発表及び定期試験(リポート試験)の結果により決定する。
1.平常点: a出席状況(50%)
2.定期試験(リポート試験)(50%)
学生による授業評価の方法 Course Evaluation by Students
授業中実施 Conducted in Class
準備学習等についての具体的な指示および他の科目との関連 Other Specifications for Class Preparation
多くの社会人の人々にとって数学を学び直すのは少し勇気がいるかも知れません。しかし毎週1回2時間程度でも復習するだけで授業は確実に理解できますし、もし興味をもつことができれば線形代数の開く豊かな分野を更に独力で学んでいくことができます。そうなれば他分野のことへの理解力も高まり一層の自信につながることでしょう。
キーワード Course Key Words
線形空間、行列の対角化、二次形式、線形計画法、エネルギー固有値


※2008年度プログラムを参考にしています。
「授業内容」「授業方法」「教科書」など一部変更になる場合がありますので予めご了承ください。

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