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株式会社ロック・フィールド 代表取締役社長 岩田 弘三氏

ライフヒストリー

株式会社ロック・フィールド 代表取締役社長 岩田 弘三氏  株式会社ロック・フィールド(1972年創業)は総菜の製造・販売を行う神戸企業である。
 現在「RF1」を初めとする和・洋・アジアの総菜ブランドを全国に展開する。この企業を創業し育て上げてきたのは、現社長の岩田弘三氏である。岩田氏は1940年に神戸に生まれ、3人兄弟の末っ子であったが、5歳の時に母と死別。中学卒業後、定時制高校に通いながら住み込みで日本食料理店にて修行し、その後独立して1965年、神戸南京町に洋食レストラン・フックを開店している。
 1970年、欧米のレストラン等の視察旅行を通じて、フォーション(パリ)・ダルマイヤー(ミュンヘン)・ペック(ミラノ)などの高級デリカテッセンに注目。帰国後、レストラン(外食産業)から総菜(中食産業)への転換を図るため、1972年に(株)ロック・フィールドを設立。神戸大丸の地下に西洋風デリカテッセン1号店を開店する。1980年には横浜・東京へ出店し、直実に売上を伸ばして事業の成長基調を築いている。1988年の神戸ファクトリー水質汚濁事件の危機を乗り越え、1989年には「神戸コロッケ」が大ヒットして世間の注目を集める。1992年、ブランドを「RF1」に統一し、「非日常から日常的な総菜」への転換を図る。1994年以降、「地球健康家族」などの路面店進出を含めた新たな業態開発に着手。1999年に「トヨタをベンチマーク」することを宣言し、セル生産方式、ジャストインタイムなどのトヨタシステムの自社化を目指す。
 また「健康・安心・安全・環境」や、少子高齢化の現代にあって「食育・食楽」を標榜し、子供や高齢者などに焦点を当てた新商品開発・業態開発に取り組みつつある。経営戦略として、旧来のデパ地下から「駅ビル・駅中」への進出や、オーガニックやエコロジーをテーマとする「be Organic」を開店している。多様化・高度化する生活スタイルに対応する「食」を提供し、たえず半歩先を行く企業を目指している。
 
<ケースブック>
 
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