トップ
プロジェクト概要
企業家ライブラリー
企業家コラム
プロジェクト実施体制
プロジェクト活用科目
シンポジウムレポート1
シンポジウムレポート2
ケース・ダウンロード
 
企業家ライブラリー
PREV   NEXT
ダイキン工業株式会社 取締役会長兼CEO 井上礼之氏

ライフヒストリー

ダイキン工業株式会社 取締役会長兼CEO 井上礼之氏 井上礼之会長は、京都大学農学部教授の父 吉之氏の長男として、昭和10年3月10日に生まれた。同志社中学、高校を経て同志社大学・経済学部に進む。高校時代は宗教部、バスケットボール部に所属して多くの経験をする。不況で就職難の中、父親の勧めもあり大阪金属工業に1957年に入社。ところが、配属された淀川製鋼所の総務部は本意ではなく、10日間の無断欠勤をしてしまう。それでも温かく迎えてくれた工場の仲間にわだかまりも消えて、積極的に仕事に取り組むようになった。
 その後人事部長を経て、化学担当の役員に就任する。ココム事件で化学部門が窮地に陥ったのがきっかけだった。不慣れな化学部門であったがこの危機を脱して、1994年社長に就任。直ぐに手がけたエアコン事業の立て直しで、家庭用エアコンの継続を決める。その結果、2003年から2年間に渡って家庭用エアコンの国内シェアがトップとなる等の大きな成果を上げた。こうして、ダイキンの現在の拡大を支えている海外市場の拡大が軌道に乗り、世界第2位のエアコン企業としての地位を確立した。
 衆議独裁という言葉に代表されるように、意思決定のスピードと組織の構造よりも人を中心とした経営を実践している。その方法をグローバルに広げるに当たって、模索が続いている。
 
<ケースブック>
 
  pdf  
  ダイキンのグローバル戦略
〜空調グローバル・ナンバーワンを目指して〜
 
 
▲上へ戻る
PREV NEXT