女性活躍推進研究センター

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第2回 育児休業取得後復職者のための評価ワークショップ

2018.01.27     ワークショップ




この冬一番といわれる寒波の中、第2回のワークショップが開催されました。

少人数だったため今回は全員で1つのグループをつくり、ファシリテーターの奥野教授、サポートの大内准教授も一緒にグループに参加しました。まるで大学のゼミナールのようでした。

開催趣旨の説明の後、まずはお互いの自己紹介をしました。マスコミ、アパレル会社や食品会社で販売業務をする方、不動産会社の営業など様々な方が参加されました。

最初のレクチャーレクチャーでは、人事評価の基本的な知識とディスカッションの枠組みが提供されました。それをもとに、各自それぞれの職場で抱える人事評価の問題点を発表しました。「短時間勤務をしているため、目標のレベルが他の人と比べて違う」「復職した年の昇格がなかった」など、復職者特有の問題が出てきました。

皆が沢山の意見を出し合い、レクチャーの時間が足りなくなるほどでした。最後のレクチャーのポイントは、「仕事の配分」です。目標のレベルは、配分される仕事の質によって決まります。高い評価を得るためには、質の高い仕事を積極的に取りにいく必要があることを奥野が強調しました。

参加された方からは「沢山のことを知ることができ、楽しかったので、最後までワークをしたかったです。もっと時間が長ければよかった。」「複数回に分けて連続参加すると、議論が深まりそうです」といったご感想をいただきました。これからもこのワークショップを継続していきます。