女性活躍推進研究センター

最新情報

ぷちでガチ!育休MBAで、「自分が育つための人事評価を考えてみよう~復職者のための人事評価~」の講演をしました。

2018.03.27     研究


「ぷちでガチ!育休MBA」で、3月27日(火)、研究員の奥野が登壇しました。タイトルは「自分が育つための人事評価を考えてみよう~復職者のための人事評価~」。大阪会場だけではなく、ネットワークでつないだ京都・神戸でも同時開催でした。

ぷちでガチ!育休MBAは、育休中のママやパパたちが赤ちゃん連れで集まりMBAを学ぶ集団。共同研究者の大内も昨年4月12日に「リーダーシップを身に付けよう~情熱と才能を存分に発揮し、女性リーダーとして輝くために~」のタイトルで登壇しました。 ぐずる赤ちゃんを抱っこしたスタッフが進行を進め、講義をする講師の前を赤ちゃんがハイハイしていきます。部屋の隅では、おむつを替えながら講義に聞き入るママもいました。「学びたい!」という参加者の気持ちがひしひしと伝わってきました。

今回2時間の講義は3回のグループワークと3部のレクチャーから成ります。はじめのワークでは参加者同士が自己紹介をし、その後人事評価の基礎についてレクチャーしました。事前課題として、自分の会社の人事評価の問題や復職後の働き方についてレポートが出ていたので、それを使って2回目のワークをしました。人事評価と賃金に関するレクチャーを挟んで、次は復職者の人事評価についての最後のワークです。復職者特有の評価の問題とそれを解決する方法をグループでディスカッションし、発表しました。「時短を選ぶとやる気がないとみなされる。かといって、フルタイムで復帰できる状況ではない。」、「時間ではなく、生産性や貢献度を評価するようになればいい」といった意見が出されました。

講義の後は、赤ちゃんも交えて一緒にお弁当を食べました。復職間近のママ・パパや、第2子の育休中で復職経験のあるママ等様々な人がいて、お互いの体験談を共有しました。育休中も頑張って学ぼうとしているママやパパたちが、これから長く良く働くことができますように、心から応援します。講演の様子はこちら